イ・サン あらすじ 最終回

イサン あらすじ 最終回(77話)になります。

書物の山にうもれて、途方にくれる王子。
「聖君になる為にしなければいけないことは何か?」と
いう父親(イサン)の質問に対する答えは中々でてきません。
そして、一度目の答えは最も重要もの答えられませんでした。

答えを探す王子を見ながら、かつて英祖王に、
同じ質問をされた自分の幼い時を思い出すイサン。

祖父はもっと厳しく、怖い人だった。
しかし今では、その祖父の愛情の深さがしみじみとよくわかる。

イサンは、以前から仕事中に、頭痛とめまいに襲われていました。
そんな中でも市のたつ日だと聞き、市場へ視察に出かける。

景気が悪く、まるで賑わいがない。
清の銅銭を輸入し、市場に流す景気対策をします。


テスは新しい武芸書をイサンに渡し、配下に
武芸模範を披露させる。
やらなけらばいけないことが沢山残っている・・・とソンヨンらしい温かな雰囲気の漂う墓地でテスに言うイサン。

休む暇をもうける事さえ出来ません…

墓所からの帰り、清銭の使用に対し、デモが起きているとの話しを聞いて、興仁門の現場へ寄ります。

緊急輸入した清の銅銭が偽造されて、市場へ偽金が出回り
商人達は混乱しているのです。
偽金を流通させた罪人を捕まえましたが、商人達が金を
信じることができず、流通が麻痺状態になってしまします。


御前会議を開き、イサンが発表した解決策は、
「清の銅銭の流通令を撤回する。回収によって朝廷は莫大な損失を被るが、
民の生活を脅かしてまで信用できない通貨を使うことはできない。
これが最善の策だと私は思う」

チョンヤギョンを中心に、新しい金を作る研究をさせるイサン。
しかし疲労のあまり研究中に意識を失い、倒れてします。


ソンヨンのお墓の前で泣きながら祈るテス。

そしてソンヨンの幻影がイサンの前に表れます。
「そなたなのか。そこにいるのは…。ソンヨンなのか」
「はい。王様、私です。私はここにいます。元気を出してください。まだ王様にはやるべきことが残っているではありませんか」
ソンヨンは微笑みながら泣いている。ソンヨンとしっかり目があったことで、サンは何だか急にホッと胸をなでおろした。

意識を取り戻しすイサン。まだやる事が有ると…

テスに王子を頼むよう言付けをします。
「まだ、幼いから俺が死んだ後に王座に付けば難しいことが
沢山あるだろう。だから、アイツの側にお前がいてやってくれ・・・」
と頼む、イサン。

「必ずそうします」と答えるテス。

「一生涯、俺の友になってくれて有難う。
お前のような友を持った幸せを決して忘れない」

そして執務中にイサンは亡くなります。

王様(王子)に呼ばれるテス。
一緒に、時敏堂へ散歩に行きます。
「私が11歳の時でした。私が亡き王様にお会いしたのは」
「今の私と同じ年頃だな」
「はい。そうです、王様」
イサンとの思い出話は、王様の方から聞きたがったものでした。

イサンの墓は石の飾り柵と塔で囲まれ、
塚は、周り生えている松林と同じくらいの高さに盛られていた。


「王様、いかがお過ごしですか。ソンヨン様とは再会されましたか? 
決して終わってはいません。止まってもいません。
いつしか民は王様の夢を形にしてくれるでしょう」


涙を浮かべたテスの目に写るのは、
幼い頃に偶然出会った子供が王子と図画署の茶母に成長し、
その二人が天国で再会し手を取り合い、まっすぐ歩いて行く、
仁政殿の敷石の広場でした。
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